gas blog

読んだ本の事、見たもの聞いたこと、感じたことを書きます。サッカー好き、SF好き、漫画・アニメ好き、アナログゲーム好き

『君の名は。』

2013年劇場用映画「言の葉の庭」を公開後に知ってから、新海誠の映像作品は全て見た。以下記載の通り。

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8月末公開の「君の名は。」が新海誠を見始めて最初の、新作劇場公開作品ということになる。

www.kiminona.com

 

すごーく期待している。

映像の美しさは、もう訴求ポイントとはいえないくらい当たり前に高いレベルを求めて良いし、そういうのが出来てくる。

キャラクターデザイン他今までにない厚い陣容で作ってるし、メジャー作家として、監督の名前で宣伝が打てる数少ない存在として、相応しい物を作ってるはず。

この人はヒロインの声に好みが明確らしく、「雲の向こう、約束の場所」「秒速5センチメートル」「言の葉の庭」については、同系統の声質。

君の名は。」の上白石萌音は好みぴったりでさもありなん。

ちはやふる」でも好演してるが、予告編を見る限り本職の声優さんと遜色ない印象。神木隆之介がまあよく出来た役者できっちり仕上がってるだろうから、役者が声優だからといって残念なことにはならないと思われる。

 あとはお話しの出来。

この監督のテーマはいつも「距離」。

今回それが時間なのか、男女のことなのか、まだ分からないけれど、単純な泣かせには走らないだろうし、実験的な作品はもうやってるから、気持ちよく終わる作品にしてくる、売れる作品にしてくる。そういうので、ちゃんと売れて、継続的に作品を作ることの出来る作家になって欲しい。

期待して待つ。

 

 (まだ、文庫は買わないで我慢している。映画見るより先に読まないように我慢)

小説 君の名は。 (角川文庫)